デザイン初心者が色や配色の印象、イメージを簡単に理解する方法とは!?

デザイン初心者が色や配色の印象、イメージを簡単に理解する方法とは!?

デザイン初心者は色や配色を理解せずにデザインの印象やイメージをコントロールすることはできません。

色や配色にはそれぞれが持つ印象やイメージがあるため色の情報にデザインイメージがある程度左右されます。この記事では色が持つ印象や配色が持つイメージについてデザイン初心者にわかりやすく説明しています。

デザイン初心者が色や配色で印象やイメージをコントロールする方法とは!?

デザイン初心者は色や配色の印象、イメージを感じよう!

色や配色に詳しい知識がなくても、デザイン初心者は色そのものが持つイメージを理解することで、色や配色をコントロールできるようになります。

色や配色を使いこなせるようになると感情もコントロールできるようになります。色が持つイメージは、デザインする内容を膨らませたり、感覚や感情をコントロールしたりする効果があります。色そのものが持つ印象やイメージを上手に使って配色し、デザインをより良いものにしていきましょう。

色の感じ方を理解して配色イメージや印象を利用しよう!

色には「暖かい」、「冷たい」といった言葉の表現が使われることがあります。

他にも「重い」、「軽い」、「やわらかい」、「堅い」という表現も使われ、色と言葉の表現には大きな関係性があることがわかると思います。

デザインをする際は、自分の好みだけで色を選択していては制作物の目的や用途と違う印象やイメージになってしまいます。きちんと制作物の目的や役割を理解したうえで、最適な色や配色をする必要があります。自分本位の印象、イメージならないように注意しましょう。また、色や配色の基本も大切です。配色の基礎知識については下記の記事を参考にしてください。

「デザイン初心者は配色の基本を覚えよう!デザイン紙面に考慮すべき配色の基礎知識とは!?」はこちらから

上記の記事では必要最低限の配色基礎知識を説明しています。今回の記事と合わせて理解するとより色の使い方や利用の仕方がわかると思います。

デザイン初心者は色の暖色や寒色、イメージや印象を覚えよう!

色の寒暖イメージや印象はどのように分けるの?

デザインで使用する色は温度によって「暖色(だんしょく)」や「寒色(かんしょく)」にわけることができます。

このイメージする色は人や国、文化などで一概に一緒とはいえません。

ですが、赤色を中心とした暖色と青色を中心にした寒色については、一般的に共通認識されやすい色といえます。

暖色系からは火や太陽などの温度が高いものが連想され、寒色系からは水や氷などの温度が低いものが連想されやすいからといわれています。

温度を感じにくい色として「中性色」があります。これは緑系や紫系の色が含まれ、組み合わせる色により印象が左右される色といわれています。

とてもたくさんある色の中から使用する色を選択する際は、温度による分類や、それぞれが持つカテゴリイメージの色を意識すると良い配色や印象になることでしょう。

暖色(だんしょく)とは

暖色(だんしょく)とは赤を中心とした色相になります。

暖色(だんしょく)

火や太陽をイメージする色といわれています。心理的には「興奮色」ともいわれ「気持ちを高揚させる」、「食欲増進」などの効果があるといわれています。

寒色(かんしょく)とは

寒色(かんしょく)とは、青を中心とした色相です。

寒色(かんしょく)

水や氷をイメージさせる色といわれています。心理的には「鎮静色」ともいわれ「精神的な気持ちを安心させたり安定させる」、「食欲減退」などの効果があるといわれています。

中性色(ちゅうせいしょく)とは

中性色(ちゅうせいしょく)とは、緑や紫などのように温度がよくわからない色です。

中性色(ちゅうせいしょく)

中間的な色です。組み合わせる色、配色によって色のイメージが左右されます。

無彩色(むさいしょく)とは

無彩色(むさいしょく)とは、色味のない色です。

無彩色(むさいしょく)

ほとんどの場合、基本的にどのような色や配色の組み合わせでも調和がとりやすい万能な色になります。冷静でスタイリッシュ、静かな印象を与える色とも言えます。

デザイン配色による色の表現感情と固有感情イメージとは!?

デザイン配色の色に対する感情には「表現感情」と「固有感情」の2種類があると言われています。

表現感情とは「好き、嫌い」、「きれい、汚い」のような主観的な感情、固有感情とは「重い、軽い」、「暑い、寒い」のような客観的な感情です。

表現感情は人によりそれぞれ異なりますので予測することは難しいです。

固有感情は、ある程度共通している感情です。配色や色を考える際は固有感情を利用して考えるとコントロールしやすくなるでしょう。

下図に色から受ける印象やイメージをまとめてみました。

赤系の色、WARMや暖かい。

暑い、熱い、暖かい、温かい等、温度による活発なイメージです。

赤系の色、WARMや暖かい。

気分を高揚させて元気を与えてくれる。「恋」や「情熱」の色です。

青系の色、COOLや冷たい。

寒い、冷たいや誠実さ、信頼を感じさせるイメージです。

青系の色、COOLや冷たい。

スタイリッシュ、冷静でスピード感を与えてくれる、「知性的」な色です。

緑系の色、NATUREや自然。

山や大地、自然の中でみずみずしい植物や草木のイメージです。

緑系の色、NATUREや自然。

気持ちを穏やかにしてくれます。生命的で「リラックス」効果のある色です。

濃い水色系、ARTIFICIALや人工的。

冷たくドライな理性的イメージです。

濃い水色系、ARTIFICIALや人工的。

明るく、心を落ち着かせてくれます。若者的で「清潔感」のある色です。

桃色系、SOFTや柔らかい。

やわらかく、愛らしく幻想的なイメージです。

桃色系、SOFTや柔らかい。

優しく心が満ち足りた気持ちになります。春の訪れを告げる「幸福」な色です。

紺色系、HARDや固い。

重厚感があり静的、知的なイメージです。

紺色系、HARDや固い。

クールで落ち着きがあり大人なイメージです。誠実的で「シック」な色です。

黄色系、SHINEや光。

朝日や太陽の光が降り注ぐようなイメージです。

黄色系、SHINEや光。

心を弾ませ、和やかや楽しい気持ちになります。活発的で「注意を引きつける、注目をさせる。」色です。

薄い水色系、WINDや風。

クリアな水のイメージや清々しく、風を感じるようなイメージです。

薄い水色系、WINDや風。

青空の下の開放感を与えてくれます。若者的で「爽やか」な色です。

紫色系、ELEGANCEや上品。

大人っぽく高貴なイメージです。

紫色系、ELEGANCEや上品。

感性を高めるパワーがありそうな印象です。神秘的で「気品」ある色です。

オレンジ色系、ACTIVEや活発。

生命感やイキイキと元気を与える太陽カラーイメージです。

オレンジ色系、ACTIVEや活発。

温かみがあり陽気で楽しい気持ちになれます。ビタミン的で「温暖」な色です。

黄緑色系、FRESHや新鮮。

暖かな春のおとずれや新芽色で純粋なイメージです。

黄緑色系、FRESHや新鮮。

フレッシュや新鮮ではじまりの期待感を与えます。生命力があり「フレッシュ」な色です。

茶色系、AGINGや熟成。

山や大地、樹木や木の幹など自然をイメージさせます。

茶色系、AGINGや熟成。

信頼感があり、古く感じたり歴史も感じさせます。温もりがある「モダン」、「ナチュラル」な色です。

色や配色は人の心にメッセージを送る大切な役割がある、それは印象やイメージ!!

配色には、それぞれの色が持つイメージを上手に引き出すと効果があります。

同じ色でも他の色と組み合わせることにより、その印象やイメージは強い、弱いという具合に異なります。

色のイメージは配色で変わるため、それぞれの色イメージである特徴を覚えておきましょう。デザインで色を単色で用いた場合、読み手が受ける印象は、その色が本来持っているイメージに左右されてしまいます。

配色には、色が本来持つ印象やイメージを強調したり、抑えたりする効果があります。例えば、青一色だけでは「空」、「水」、「冷たい」、「寒い」、「夏」、「清々しい」など、さまざまな印象とイメージが連想されます。

この1色のみで読み手が感じる印象やイメージをデザインする制作者側がコントロールするのは難しいです。

そのような場合は、デザインを行う前に配色について考え他の色も加えるように検討しましょう。

下図のようにいくつかの色を組み合わせると、青一色の場合よりもより「夏」らしいイメージを強調し読み手に連想させることができます。

夏をイメージした色の配色例です。

夏をイメージした配色例の図

青一色の場合と比べ、より夏を読み手に連想させるイメージなります。

秋をイメージした色の配色例です。

秋をイメージした色の配色例の図

配色を考えると、単色の場合よりも他の色が入ることでイメージがより伝わりやすくなります。

配色からのイメージによる連想には、季節感や感情的なイメージを連想させる効果だけではありません。

何かしら個々の存在イメージを定着させる印象的な効果もあります。

例えば、全国展開されている企業は「コーポレートカラー」というものを決めています。顧客がわかりやすいように色や配色による印象やイメージを定着させるために決めています。

行き慣れていない土地でも、全国展開のコンビニエンスストア等はすぐに発見できた経験が誰にでもあるのではないでしょうか。

ロゴのかたちもデザインとして大切ですが、人は配色だけでもイメージしてその存在も感じ取っているのです。

デザイン初心者は色の配色や印象、イメージを簡単に理解するまとめ

  • 色や配色の感じ方は人や国、文化で異なるため一概に統一ではないがある程度の共通認識が存在する。
  • デザインに使う色や配色で印象やイメージをコントロールできる。
  • 色には感じ方があり使い方によりかわる。
  • 色にはそもそもあるイメージがあり強調したり、抑えたりする効果がある。

デザイン初心者は色の使い方に最初は戸惑うかもしれません。

しかし色はデザインする、しない関係なく私たちの生活で日々感じ取っています。その中で自然界に存在する色を想像すると色の連想が行いやすくなるのではないかと思います。

詳しい色や配色の知識を習得することは難しいかもしれません。ですが、深い知識がなくてもこの記事に書いている内容を理解するだけでも、デザイン初心者は自分の制作物に色や配色の知識を活かしていけると思います。

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