デザイン初心者でも出来る!アイコン化で読ませる!見せる文字!そのポイントとは!?

デザイン初心者でも出来る!アイコン化で読ませる!見せる文字!そのポイントとは!?

デザインをする際に読ませる文章と見せる文字ではデザインへの工夫次第で見え方は変わってきます。

特に文字要素が多い場合や制作するサイズが限られている場合は、文字要素の大きい小さいでは内容のメリハリが確保できない場合があります。

デザイン初心者は見せ方が単調になってしまいデザインのバリエーションが少なくなりがちです。この記事では見せる文字としてアイコン化をして読ませるポイントを書いています。

デザイン初心者は読ませる文章と見せる文字を切り分けアイコン化しよう!

デザイン初心者はアイコン化を意識すると良いでしょう。ではアイコン化とはどのような技法なのでしょう。

デザインする際に重要な文字や正確に伝えたい内容がある場合、その情報をひとかたまりのデザインを行いアイコン化する方法です。それ意外に文字要素が多く文字の強弱のみでは表現することが難しい場合にアイコン化する方法もあります。

文字の役割は2つあり、きちんと正確に読んで内容を理解してもらいたい「読ませる文章」とパッと一瞬で目に飛び込んでくるように認識させたい「見せる文字」があります。

デザインする制作物の中に目立たせたい文字(見せる文字)がある場合は、アイコン化すると良いでしょう。アイコン化すると読み手は素早く情報を認識できるようになり内容の理解が深まります。また見た目も良くなり美しく、かっこよく演出ができます。

掲載する情報の優先順位が高い内容要素についてはアイコン化する技法も積極的に取り入れていきましょう。ただしアイコン化を積極的にするといっても何でもアイコン化すれば良いということではありません。

1つの紙面やデザインの中にむやみにいくつもアイコン化してはいけません。いくつもアイコン化をしていくと本来伝えたい、強調したい要素が同じレベルになってしまい伝える情報の重要度がわからなくなってしまいます。

アイコン化する場合はデザインする制作物の内容とバランスや調和も考えていきましょう。

デザイン初心者に使える!見せる文字!効果的なアイコン化のポイントとは!?

デザインをする際に文字要素が多い場合やデザインするサイズが限られているような場合は、文字の大きい小さいだけでは見た目を差別化することが難しいです。

このような場合は、一部の文字要素をアイコン化することで全体のバランスを適切に調整することが可能です。アイコン化する際は内容要素のどの部分がアイコン化すると効果的なのかよく内容を理解して判断しましょう。

アイコン化することで読ませる文章よりも一瞬で見てわかる「見せる文字」にすることで読み手にスムーズな情報伝達ができます。

下図のデザイン例を見てみましょう。

下図左側のデザインでは文字要素が多いためデザインサイズ内で文字の大きい小さいでは強弱をつけるのが難しくなっています。

デザイン的に悪いというわけではありませんが、アイコン化を取り入れると見た目は大きく変わります。

下図右側ではアイコン化をしてみたデザイン例です。

一部の文字要素を読み手にわかりやすく、情報をアイコン化して見せる技法を取り入れることで読ませる文章から見せる文字になりました。

アイコン化の例

文字をアイコン化すると情報が瞬時に読み手に伝わります。読ませる文章としてデザインすることも悪くはありませんが、アイコン化することで「読む」よりは「見る」ほうが情報伝達する速度は速いです。

アイコン化はさまざまな手法があります。

右上や左上に三角のスペースを確保して表現したりデザインの中に丸囲みで表現したり、オブジェクトのような形でアイコン化する方法があります。デザインする内容に合わせてアイコン化するアイコンの形をデザインすることも目を引く、注目させるものとなることでしょう。

アイコン化するには情報の優先順位、注目度はどれくらいかを考えてアイコン化するかしないかを検討しましょう。

他のアイコン化例

アイコン化する際は、しっかりとメリハリをつけることがアイコン化のポイントです。

見た目にあまり効果がないような微妙な違いは、アイコン化しても読み手には伝わりません。アイコン化する方法にはさまざまな方法がありますが、デザイン初心者は下記の方法・ポイントを参考にすると良いでしょう。

  • ポイント1 見せる文字として欧文や数字を使う場合は、欧文書体を使用して大きく表示する。
  • ポイント2 魅力的や訴求力のある言葉や情報伝達しなければならない文字要素は囲む。
  • ポイント3 アイコン化した全体が1つの固まりに見えるように加工・デザイン配置する。

上記3つのポイントを考慮してアイコン化すると読み手に伝わりやすいデザインになるでしょう。ここでは下図にポイントの解説としてデザイン例をいくつか作りましたので参考にしてみましょう。

ポイント1の解説

欧文や数字は欧文書体を使うと良い。

欧文や数字を使用する際は、欧文書体を使用することでメリハリのあるデザインアイコンとなります。

欧文や数字は欧文書体を使う

すべてを和文書体でデザインすることも悪くはありませんが「見せる文字」として見た目を重視するアイコン化では欧文書体を使用する方がより効果的でしょう。

一行打ち込みから文字組みをあえて変更し数字を強調すると良い。

これはよく使われる手法で和文よりも数字を大きくして「円」や「税込」の配置を変えることで他の情報と差別化され、ひとかたまりの文字として強調されます。

一行から文字組みを変更し数字を強調

一行で全て表示することも決して悪くはありませんが、アイコン化をするということを考えるとコンパクトであり、ひとかたまりで見やすく大きく表示できる方が良いでしょう。

ポイント2の解説

魅力的や訴求力のある文字は囲んで強調すると良い。

ポイント1の内容と少し同じ意味合いになりますが、魅力的、訴求力のある文字はそれだけで効果がある文字です。アイコン化することで更に強い意味合いを持たせることができます。

魅力的や訴求力のある文字は囲んで強調

一行で同じ大きさの表現よりはアイコン化することでメリハリがでるためより、魅力的、訴求力が強くなります。

囲み文字の注意点として

囲みの中に文字を入れる際は、基本的に文字の周囲に適度な余白を設け囲みの中心に文字が配置できるように調整を行いましょう。

囲み文字の注意

囲みの中に適度な余白を作ることでアイコン化された文字がより読みやすく情報が伝わりやすくなります。

適度な余白を入れることは1つの手法ですが、意図的に囲みよりも大きくする手法もあります。これは適度な余白の中に文字を入れるアイコン化が上手にできるようになってから行ってみましょう。

ポイント3の解説

ひとつの固まりに見えるようにアイコン化すると良い。

アイコン化する要素全体が1つの固まりとして見えるようにデザイン要素を揃えてデザインすることがポイントです。

ひとつの固まりに見えるようにアイコン化する

1つの意味合いを持たせるには文字間を調節し1つの固まりに見えるようにすると見栄えもよく読み手は認識しやすいです。

読ませる文章や見せる文字も本来の形を極力維持するとよい!

デザイン初心者のうちは文字を安易に変形・加工しない方が良いでしょう。

わかりやすい安易な変形・加工例として文字を極端に伸ばしたり縮めたりすることです。

1つ1つの書体は作者が考えてデザインされた美しい書体です。デザインという名目で無理矢理文字を引き伸ばしたり、縮めたりと、安易に手を加えると書体そのものがもっている力が弱まってしまいます。

結果、思ったようなデザイン効果が体感しにくい作りになってしまいます。

デザインをする際は文字を変形させないことがポイントです。

目的とするスペース内に文字を収めたいからといって、無理に文字を引き伸ばしたり、縮めたりして元の形状を変形させてはいけません。このような場合は配置する文字のスペースを再検討して適切なスペースが確保できるようにしましょう。

世の中に公開されているすべての書体デザインは「読みやすさ」、「形の良さ」が考えられて作られています。

デザインされているものに安易に手を加えると、書体そのものが持っている力を失ってしまい見づらくなってしまいます。また文字への適度な装飾は良いが過度な装飾は見た目が悪くなってしまいます。文字を強調させたいがために文字にいろいろと手を加えすぎると読みづらくなり視認性が悪くなります。

過度な装飾は文字としての認識が薄れ文字の意味が損なわれてしまいます。

過度な装飾は文字として「読ませる文章」や「見せる文字」とは言い難い文字列になってしまいます。

アイコン化する際も同様に過度な装飾は読み手になんであるかの情報が伝わりにくくなります。デザイン初心者のうちはさまざまな効果を試したくなりますが過度な装飾は控えるようにしましょう。

例えば、過剰な効果として次の効果があります。袋文字やグラデーション文字、強すぎる影や、立体処理、遠近法などがあります。

これらの技法が全て悪いと言うわけではなく、デザインをする際に適度な活用をすることでより良い効果を上げることも可能です。ですがデザイン初心者のうちは魅力的に仕上げるのは少々難しいかと感じます。

参考例として下図ではあまり良くない効果の入れ方を作例しています。極力デザインをする際に下図のような使い方は避けるようにしていきましょう。

過度に変形させるような文字効果は良くない。

文字を伸ばしたり縮めたりして変形すると読みづらくなります。

過度に変形させるような文字効果

書体本来がもっている力を発揮するには、余計な変形は行わないようにしましょう。

過度に加工した文字は視認性も下がるため良くない。

文字を過度に加工することで文字としての役割が損なわれてしまいます。また見た目も美しくありません。

過度に加工した文字は視認性も下がる

過度な加工は文字としての認識が低くなるため加工は適度に行なうと良いでしょう。

綺麗な袋文字を作るポイントとして

文字に枠をつける表現方法のことを「袋文字」(ふくろもじ)といいます。綺麗な袋文字を制作するポイントは5つあります。下記のポイントを参考にしてみましょう。

  • 欧文、和文共に太めの書体を使用する。
  • 色数を極力少なくする。
  • ハッキリとした色の違いにする。
  • グラデーションを使用する際は同系色でまとめて極力トーンの差を小さくする。
  • 文字の外側に枠(フチ)を作る。

袋文字を制作する際は文字の形を崩さないように枠(フチ)を外側につけていくようにしましょう。

綺麗な袋文字を作るポイント

内側にしてしまうと文字が細くなり太めの書体を選んだ意味がなるなると同時に内側に枠をつけると見た目が悪くなります。

内側に枠がついた文字とファミリー書体の細い書体を見比べてみるとわかることですが、書体は単純に線の太さで太い細いという作りにはなっていません。ですので内側に枠をつけると文字本来のデザインとは違う形になり違和感を感じる袋文字になってしまいます。

デザイン初心者はアイコン化で上手に読ませる!見せる文字!のまとめ

  • 文字には「読ませる文章」と「見せる文字」の2種類が存在する。
  • 文字要素が多い場合はアイコン化で差別化すると良い。
  • デザイン初心者はアイコン化を意識することで簡単な情報整理ができる。
  • アイコン化する際はメリハリがつくように作ること。
  • アイコン化の種類はさまざまあるが内容の用途や目的に合わせた形にすること。
  • 文字への安易な変形・加工は控えて文字本来の形を尊重して加工すること。

アイコン化することは決して難しいことではありません。

デザインする内容の情報を整理し、どこをアイコン化すると効果があるのかというところを見極めます。細かくデザイン内容を伝えてくれるクライアントの場合は、既にアイコン化する指示書きがあるかもしれません。その場合は原稿内容を見てそれが適切であるかを見ていくと良いでしょう。

アイコン化をする場合は、見て理解させる「見せる文字」としてメリハリのある作りになるように加工していきましょう。

見せる文字としてバランスがとれると自然と読ませるアイコン化として効果が発揮できます。

デザイン初心者のうちは加工にこだわりできたと思っても、それがデザインの一部に取り込まれると全体の見た目はバランスが悪くなることも多いです。アイコン化はシンプルに考えて加工するとより良い効果になるでしょう。

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