デザイン系の求人情報収集は数ある求人情報でもターゲットを絞った情報収集になるため数は少なめです。
自分で情報を多く収集するには求人情報を網羅したindeedというサイトがデザイン系では使いやすいかもしれません。この記事ではindeedの登録から探し方までをデザイン初心者に向けてわかりやすく説明しています。
indeedのデザイン系求人！気になる特徴とは！？
indeed（インディード）という言葉はＣＭや広告などで一度は聞いたことはあるのではないかというくらいに成長している総合求人検索サイトです。
総合求人検索サイトと求人サイトがありますが、その違いは何かわかりますでしょうか。
求人サイトは求人情報を直接取材や依頼があった内容を運営会社が求人サイトに掲載しています。
indeedはYahooやGoogleの検索サイトと同じようなイメージになります。indeedは求人サイトや求人情報を公開しているウェブサイトより情報を収集して検索結果を表示する仕組みです。ですので、１つの求人サイトの情報だけでなく日本全国のデザイン系求人情報を収集できるのです。
検索サイトには広告枠があり、indeedも広告費をかけることで直接的な求人出稿やindeedの代理店より求人を出稿することが可能です。
indeedでデザイン系の求人を探すためにユーザー登録！
indeedでデザイン系求人を探すにはまずユーザー登録を！
indeedのユーザーにならなくてもデザイン系求人情報を探すことはできますが、ユーザー登録を行なうことで条件指定した情報をメールで受け取れたりする機能があったりします。就職・転職活動は１回の検索で決めることはなかなか難しいです。また、現職の人なら働きながらの活動になるため情報収集を行いながら就職・転職活動したほうが良いと思います。
ではindeedにユーザー登録を行いましょう。
indeedのサイトにアクセスします。（ https://jp.indeed.com）
画面に「ログイン」がありますので、クリックします。
画面が切り替わりログインする画面になります。ユーザー登録が完了していないので画面下に「初めてのご利用ですか？無料でアカウントを作成」がありますのでクリックします。
「初めてのご利用ですか？無料でアカウントを作成」はこちらから
登録画面が表示されますので、必要事項を入力します。
標準ではメールアドレスとパスワードを登録することで利用できます。連携機能もありますので連携させても問題なければ連携機能を使うとより便利に使えることだと思います。ここでは標準のメールアドレスとパスワードで登録を進めていきます。
メールアドレスとパスワードを入力しましたら「私はロボットではありません」にチェックを入れると人が入力している証として確認を求められる画面が表示されますので設問に回答するようにしましょう。
いつくかの設問に回答すると「アカウントを作成」がクリックできるようになります。アカウント作成をクリックしましょう。
アカウントの作成が完了して画面が切り替わります。先程のトップページ画面では「ログイン」という文字がなくなりアカウントの情報を示すアイコンに変わっています。
これでindeedへのユーザー登録は完了ですが、登録したメールアドレスにも登録に関するメールが届いていますのでメールを見てみましょう。
indeedより会員登録を完了させるためのメールが１通届きますので「indeedアカウントを承認」をクリックしましょう。
クリックすることで承認されます。
「続ける」をクリックすると求人を検索できる画面に切り替わります。
ログインした状態でのトップ画面にはアカウント名称が表示され、正式にindeedのアカウント登録が完了したことを意味します。
indeedの特徴や機能を見てみよう！
indeedのトップ画面は非常にシンプルです。ではデザイン系求人を探す前に「履歴書・プロフィール」をクリックして自分の情報を登録してみましょう。
indeed履歴書を作成する画面が表示されます。ステップ形式で入力できますのでわかりやすいです。
プロフィールの入力画面が表示されます。ここでは姓名と都道府県、連絡先、電話番号を入力していきます。
ここで少し迷うのが姓名ではないでしょうか。例えば山田太郎を姓名でわけると姓は山田、名は太郎です。大事なプロフィール入力になりますので、間違えることがないようにしておきましょう。
気になる「プライバシー設定」ですが、最初はプロフィール入力が完了していないので「非公開」を選択することをおすすめします。
なぜ非公開に設定するのかといいますと、今登録をすすめているのは現状の情報だからです。応募するまでに自分の情報が変わることもありますので、応募する際に再度プロフィールを確認、修正して「公開」設定をして応募する方が良いと思います。
応募先の企業に間違った情報が行かないようにするための工夫になります。応募する際は「公開」「非公開」関係なく応募することは可能ですが、採用に早くたどり着きたい場合は正確な情報を企業側に公開することで自分をアピールすることができます。入力ができましたら「次へ」をクリックします。
画面が切り替わり学歴の入力になります。学歴の入力ですので普段履歴書に書く通りに学歴を入力して「次へ」をクリックします。
画面が切り替わり職歴の入力になります。こちらも普段履歴書に書く通りに職歴を入力して「次へ」をクリックします。
画面が切り替わり希望条件指定の設定を行います。入力が完了したら「次へ」をクリックします。
画面が切り替わり簡単なプロフィール入力が完了します。更に詳しくプロフィールを入力できますので、極力空欄がないように入力していきましょう。
「概要」は勤務時間や補足事項などを自由に入力できます。現在の状況を入力しても良いかもしれません。初期値では空欄になっていますので入力しましょう。
「連絡先」は自分の連絡がとれるメールアドレスや電話番号を登録します。
「あなたにぴったりの仕事を見つけましょう」は自分が探す予定の仕事条件を入力します。
「職歴」は今までの職歴を入力します。
「学歴」は自分の学歴を入力します。
「スキルと経験」は自分の能力を入力します。初期値では空欄になっていますので入力しましょう。
「資格・免許」は取得した資格や免許を正式名称で入力します。初期値では空欄になっていますので入力しましょう。
「希望条件設定」は勤務時間や補足事項などを自由に記入できます。「概要」と同じように自由な入力ですが、こちらは就職先での希望条件を入力すると良いでしょう。
ただし、あまり無理な要求は記載しないほうが良いです。企業側も条件指定が厳しかったり多かったりすると少し面倒だなと感じるかもしれません。入力するのであれば、例えば保育園のお迎えが何にあるので何時〜何時まで勤務可能です。２交代や３交代でも大丈夫です。などを入力しておくと良いでしょう。
「項目の追加」には「リンク」「兵役」「受賞・表彰」「所属団体」「特許」「出版歴」が追加できます。
「リンク」の項目はできればWebポートフォリオのリンクを入れると良いでしょう。
「兵役」の項目は自衛隊に所属された方は入力しましょう。
「受賞・表彰」はコンテストに参加して受賞したことや第三者機関より表彰されたことを入力しましょう。
「所属団体」は仕事以外で演劇の団体に参加しているとかボランティアに参加している場合に入力すると良いでしょう。
「特許」の項目はなかなか入力できる人は少ないと思いますが特許取得された場合は入力しておきましょう。
「出版歴」の項目は出版物ですので印刷に限らず電子書籍の出版などをされた場合も該当します。
入力できる項目を入力すると「オンラインで求人に応募できます」という表示に変わります。これでindeedから応募できる準備が整います。
「続ける」という項目がありますので、クリックしましょう。ここからは勤務した企業のクチコミを入力する画面にかわりますので、必要なければ画面左上にある「求人検索」をクリックしましょう。
勤務してきた会社に関する評価をすることができますので、正直な気持ちで評価しましょう。項目をすべて選び「続ける」をクリックします。
画面が切り替わり勤務した会社の「クチコミ」を入力できるようになります。
クチコミは前向きな気持で入力しましょう。なぜ前向きな気持で入力するのかといいますと自分が他企業を探す際に極度なマイナス面や自分勝手な気持ちだけを入力していると自分と同じように仕事を探している人がクチコミを見たときに応募を辞退する気持ちになってしまいます。
自分も仕事を探す際には応募先の企業がどのように良いのかを見極める材料の１つとなります。次の人に良い情報を開示できるように心がけると良いでしょう。だからといって嘘を書く必要はありません。記入が終わりましたら「プレビュー」をクリックします。
クチコミのプレビューを閲覧できますので、内容に間違えがなければ「クチコミを送信」をクリックします。クチコミがindeedに送信されます。
indeedでデザイン系求人の絞り方とは！？
indeedでデザイン系求人を探すには、自分の通勤距離なども視野に入れる必要があります。この設定はログインした状態でindeedトップ画面（https://jp.indeed.com/）より、アカウント設定より「表示設定」をクリックします。
表示設定の画面が表示されます。設定できる項目は「掲載期間」「検索範囲」「表示件数」「使用言語」の設定ができます。
「掲載期間」は標準で「すべての期間」になっています。これは求人が掲載されてから公開が終わるまでの間になります。すべての期間に設定することで幅広く求人を探すことができます。
他の設定は「15日以内」「7日以内」「3日以内」「昨日以降」「本日更新のみ」「前回閲覧日以降」があります。より新しい情報のみ欲しい場合は「15日以内」「7日以内」「3日以内」「昨日以降」「本日更新のみ」で設定していくと良いでしょう。
「検索範囲」これは自分の住んでいる地域よりどれくらいの距離で絞るのかという設定です。目安として25km以内であれば30分程度の通勤時間と思うのが良いでしょう。他の設定で50km以内もありますが60分程度の通勤時間と考えるのが良いでしょう。自分が通勤できそうな時間を考えて設定することをおすすめします。
「検索結果」は検索した結果を表示する件数になります。10件表示では少ないので20件〜30件表示にすると丁度よいのではないかと思います。
「使用言語」使用言語は自分が主に使用する言語の設定になります。標準では日本語に設定されています。
すべての設定項目の調整が済んだら「表示設定を保存」をクリックします。
「求人検索」をクリックして求人検索画面を表示させます。
「キーワード」に探す職種を入力して「勤務地」に自分が勤務できる地域名を入力しましょう。ここでキーワードにはデザインに関連するキーワードを入力しましょう。デザイン系であれば以下のリストで検索すると良いと思います。
- ＷＥＢデザイン
- ＷＥＢデザイナー
- ＤＴＰデザイン
- ＤＴＰデザイナー
- ＤＴＰオペレーター
- 制作スタッフ
- デザインスタッフ
上記キーワードで検索するとある程度絞り込むことが可能になります。
では実際にキーワード「ＤＴＰデザイン」で勤務地を「福岡市博多区」で検索してみます。
検索結果が表示され検索結果には２種類の表示があります。「indeed履歴書を使用して応募」とその表示がないないものにわかれます。「indeed履歴書を使用して応募」は企業がindeedに直接求人を掲載しているケースですので、indeedで作成した履歴書を元にすぐに応募することが可能です。
下図の「応募ページに進む」よりスムーズに応募することが可能です。
「indeed履歴書を使用して応募」がないものについては、indeedがクローラーで情報収集してきた仕事情報が公開されています。応募するには各サイトのルールに従い応募する方法になります。
リンク先から応募するため求人サイトであればリンク先の求人サイトでユーザー登録などが必要になります。
indeedのジョブアラートを活用してデザイン系求人の情報を収集しよう！
indeedのジョブアラートは定期的に条件指定したデザイン系求人を登録したメールアドレスに求人情報を提供してくれます。
ここでは例として検索条件でキーワード「DTPデザイン」、勤務地「福岡県博多区」にして一度検索します。検索結果に「この検索条件の新着求人をメールで受け取る」という項目が表示されますので、メールアドレスを入力して「無料登録」をクリックします。
登録が完了すると「この検索条件にはジョブアラートが設定してあります」の表示に切り替わります。
登録したメールアドレスにも登録完了の通知が届きます。これでデザイン系の「DTPデザイン」、勤務地「福岡県博多区」に関係する情報が定期的にメールで受け取ることができます。
この機能を使ってキーワードと勤務地の組み合わせをいくつか組み合わせることでたくさんの情報を収集することが可能になります。
ジョブアラートの設定を間違ってしまった場合は通知で届いたメールの中に「配信解除」がありますのでクリックします。
ジョブアラートの設定解除がこの画面からできます。
更にジョブアラートの編集や停止が必要な分があったら「続けて○件のジョブアラートを確認する。」があるのでクリックすると今まで設定したジョブアラートの設定が表示されます。
下図の画面で「毎日」「毎週」の配信設定やジョブアラートの「一時休止」「編集」「削除」を行なうことができます。
受信したメールとindeedのアカウントより設定ができるのでどちから使いやすい方法で編集すると良いでしょう。
ジョブアラートをうまく活用して早い情報収集を行っていきましょう。
indeedの特徴とは！？
indeedのデザイン系求人の特徴は、さまざまなデザイン系求人情報を取得できることです。
求人サイトでデザイン系求人を探すことも良いとは思いますが、各求人サイトを横断的に検索できるindeedは私たちデザイナーにとっても探すことの労力を最小限にしてくれるツールではないでしょうか。
ただしindeedでは自分が検索した求人で一度開いて見てしまうと２度目の検索以降は同じ求人は表示されない仕組みになっています。
これは何故かというと画面を閉じてしまうということは、その人にとって必要ではない情報として取り扱われてしまうからなのです。必要な情報であれば検索結果から「保存」をクリックで保存できます。
または求人情報をクリックして詳細ページにある「この求人を保存」をクリックします。
アカウント情報から「保存した求人」をクリックすることで保存した求人を再度見ることができます。
気になる求人があれば「保存」もしくは「この求人を保存」することをおすすめします。ジョブアラートで取得した情報もメールで保存しておくこともよいですが、indeedの「保存した求人」の中に登録しておくことをおすすめします。１箇所に集めておくことで再度見る際に使いやすくなります。
indeedでデザイン系求人の集め方や使い方のまとめ
- indeedは日本全国の求人情報を検索できる。
- indeedは直接出稿と各サイトからクロールした情報の２種類がある。
- indeed直接出稿分は応募がしやすい。
- キーワードには適切な職種名を入力すること。
- 一度検索した求人は表示されなくなるので、保存機能を活用すること。
- ジョブアラートを活用して速い情報収集ができる。
indeedは2009年より日本で運営を開始しています。
私も何度か有名になる前にindeedのサイトを見たことはあったが当時は「なんだ！？indeedって？」なんか仕事情報ばかりで怪しいサイトだなぁと感じていました。今となっては失礼な発言なのかもしれません。
2009年から開始していたことを考えると各求人サイトがとても繁栄していた時期に該当すると感じます。indeedは2009年より現状のように総合求人検索サイトが今後必要になってくることを予想して開発・改良を加えていったことだと思います。indeedはリクルートが関連していますので運営資金も地方の求人サイトよりは潤沢にあったことだと思います。
影響力が大きいリクルートでさえ年月を重ねて今使いやすいサイトに成長していることから地方の求人サイトが同じようなことができるのかと言えば難しいかもしれません。
デザイン系求人を探すにはindeedが有名ではない時代は紙媒体や求人サイトを１つ１つ見ていかなければ情報を収集することはできませんでした。indeedはデザイン系の就職・転職スピードをあげるための１つのツールと言ってもいいかもしれません。
しかしデザイン系求人はindeedには掲載されていない案件もまだまだあると思います。例えば非公開求人であったりすることもあります。ですのでindeedが全てではないということも覚えておきましょう。
少し蛇足になりますが、最近ではオウンドメディアリクルーティングというものが流行しています。
これは企業が運営する自社媒体に求人を掲載することです。例えば採用サイトもその１つであり大手企業では現在、自社ウェブサイトに求人応募ができる専用ページを準備しています。
indeedではオーガニック検索で今後このオウンドメディアリクルーティングを重視していく考えを発表しておりこれからオウンドメディアリクルーティングを使った求人募集が激しさを増していくものと推測されます。
このことからindeedではオーガニック検索で優先して掲載できる順位をこのように定義してくるものだと感じます。①オウンドメディアリクルーティングがあるサイト、②求人サイト、③派遣求人サイトの順番になると思われます。
特に派遣求人サイトに関しては今後オーガニック検索では表示が少なくなることだと思います。これは求職者にとって良いことなのか、良くないことなのか予測がつきません。デザイン系求人でも派遣での募集もそこそこ多くあると思います。募集そのものが検索に出てこなくなるとこれはこれで幅広く探すことができなくなるかもしれません。