転職活動での面接対策は、これといった正解の内容はないものです。
でもデザイン系の方は人接することが少ない為、面接では緊張の度合いが高いことが多いということから、ここでは、事前に行動を見直すことによる緊張のほぐし方や、モチベーションアップ方法、自分自身の見直し方等を説明していきます。
会社運営に係わる内容面接で話す内容も社会的要素を入れてビジネス的に考えていけるようにトレーニングを行いましょう。最後の面接対策としては基本行動をしっかりと守り、最後に面接までしていただいたお礼を自分なりに考えていきましょう。
デザイン系の面接は自信を持って挑む!?
面接で緊張!対策は普段からの行動に!
面接で良く聞くことがあります。「緊張して上手く話せなかった。」これは緊張しているから、悪い結果になってしまったと思い込んでいるかもしれませんが、緊張することは誰にでもあることです。決して悪いことではありません。
緊張してうまく話せなかったから不採用になることは、どこの企業でもないと思います。私も人事をしている経験からすると、面接者が極度に緊張していると感じれば数分程度は、世間話や面接とは少しずれる内容を少し話してみたりして、今いる場所に慣れてもらい本題に入るようにします。
他の企業でも何かしらの緊張をほぐすことをされているかと思いますので、あまり心配されない方が良いと感じます。
しかし緊張も人によってその度合いは様々です。デザイン系を主として働く方は、比較的人と接する機会自体が少なく、顔がお互い分かり何度か話しているとやっとある程度普段の顔を見られることもあります。
デザイン系を希望する方はこういった傾向があるため、その場合には人前で話す練習をすると良いでしょう。これが緊張を少なくすることにつながると思います。たとえば、学校でも職場でも自ら複数人や大勢など人前に立って話し、これを繰り返し行うことで、人前で話すという場に慣れて行きましょう。
これによって、「緊張する」ということを少なくする効果が得られます。私が実践してきたことは、学生時代より授業での音読や、黒板に向かって書く回答等を自ら行いました。これらを行うことで、徐々に人前にでて話すことに少しずつ慣れました。
まずは色々なことで人前に出て話すことを行いましょう。失敗しても良いと思います。恥ずかしい、緊張することはその分、自分のためになっています。まずは、人前にでることに慣れるのが一番です。
練習と言っても、会社はビジネスの場であり利益を中心にして物事を進めているため、それに沿ったような提案をして行くと良いと思います。ここで会社にひとつ提案してみましょう。
デザイン系の職種の方から「日替わりで社員が朝礼で必ずビジネス書を1ページみんなの前で読みましょう。」と声を上げてみましょう。これは転職での緊張する面接に対する対策にもなれば、1日1ページのビジネス書を読んだり聞いたりすることは、自分の知識にもなります。きっと役に立つかと思います。
私の職場では毎朝朝礼でビジネス書を区切りの良い部分まで音読しております。音読が終わると、本読みの方より2名指名して、本の感想を自分なりの考えを加えて話してもらいます。その後は、更に朝礼の場で1名指名して社員の前で話しますが、フリートークとして会社運営に係わる内容としています。
これは、本を大勢の前で音読する練習と本の内容を素早く理解し、自分の言葉で人に感想や意見を言う練習になります。
フリートークは、毎日なんとなく過ごすではなく、みんなにこんな事伝えたい、話したいという自発的な部分を伸ばすために行っております。
この行動を行っていくことで、入社当初あがり症で人前にでて話すと声が震えたり、本読みの感想で最後の締めの言葉がみつからず沈黙してしまうことがあった人でも、声の震えは少し収まったり、少し沈黙してしまうことがあっても最後の締めの言葉までたどり着けるようになりました。
このトレーニングは、社員が誰でも接客対応できるように、人前で話すことになれていきましょうと言う対策ではじめたものですが、技術のスキルアップをして次のステップに進みたい方は、このトレーニングが転職活動で役に立ちましたと、お礼の言葉までいただくこともありました。
人前で話す対策としては、日々の行動で自発的に人前で話すことがトレーニングになります。
人前で話すことを恥ずかしがらず、学校でも職場でも自分が話しても良い内容であれば、先生や先輩、職場であれば上司や同僚に話して自ら前にでて話すことをやっていきましょう。
普段の生活では人前にでて話すことはあまりありませんので、自発的な行動で「人前で話す」トレーニングを取り入れてみましょう。
実は私も社会人1年目はあがり症で、人の前で何かを発表するとか人数が多い会議等で話すのは苦手で、何を話すのか人前にでると考えていたことが頭から話す内容が飛んでしまったり声が震えたりしていました。私は、日々の社会生活で人前にでて話す機会を自分で作り話す練習をしてきました。
最初はうまくいかないものですが、気が付けばある程度普通に人前で話せるようになりました。緊張については良い意味で話す内容が失敗しないようにとか思う緊張感に変わってきました。
慣れは人それぞれで度合いも違いますが、何もしないよりは自発的に行動して対策をすることをおすすめします。少しずつ自分の自信にもつながります。
面接で話す内容が浮かばない!?いいえ、そんなことないですよ!!
デザイン系の仕事を主にしていると、仕事の特長上勤務時間が長いこともありデザインの勉強を行う事はあっても、世間の動向などに興味がないこともしばしばあります。
実は私もその一人でした。デザインの話であれば色々とあると思いますが、そこばかりを面接で話すと人事担当の方は他に話すことはないのかな?と感じてしまいます。
人事担当の方は、その人の良いところを見つけ出そうと面接していますので、偏った話だけでは相手に伝わりません。
これは簡単に言うとマニアックな話を知らないに人に沢山話してもよく分からない、話が伝わらないことと同じです。デザインに真面目に取り組んでいる人だからこそ、色んな事にアンテナを張ることが一番です。
人事担当者や役員の方は会社の運営に係わる仕事ですので、デザインだけの話ではなく、世間のニュースにも耳を傾けると良いと思います。ニュースの詳しい内容がわからなくても世界では今どんなことになっているのか、日本経済はどんな感じなのか、大まかなことがわかると面接での話す内容の取り組み方も変わってくるかと思います。
例えば、朝起きてニュースを見ながら朝ご飯食べて準備して出かける行動ですが、朝見たニュースって思い出せますか?ここでも簡単なトレーニングとして面接対策できることがあります。
私が実際していた行動として、朝の数分のニュースでもただ流れているのを見るのではなく、意識してニュースはニュースとしてしっかりと見て、自分なりの感想を頭の中に入れておくことで、人と話すときの話題や、お客様先での会話に役立てるようにトレーニングしています。
ただのニュースとして捉えるのではなく、日本がどうなっているのか?世界経済はどんな感じになっているのかと意識することで、数分のニュースでもしっかりと頭の中に入れることができます。
ネットニュースでも同じことで、ニュースとしてしっかりと捉えて読むことが良いでしょう。それを踏まえて、デザインの話+社会の話を入れていくと良いかもしれません。
世間のニュース情報も頭に入れながら、今後自分がどうでありたいか、具体的にどのように会社で活躍できる人物になりたいかも考えていきましょう。
情報の視野を広げると、色々なことを知るきっかけになると同時に、自分自身の考え方も広がっていくことだと思います。考え方が増えることは、面接での対策としては良いことです。考え方が増えると面接での質問に答える能力もアップしていきます。
ほんの少しの取り組みで意外と自分自身も変われますのでお勧めです。ぜひデザイン以外のことにも興味をもって転職活動を機に面接対策してみましょう。
面接対策でモチベーションアップをはかろう!
面接と聞くとデザイン系の方は「行きたくない」「したくない」「面倒」等、色々とマイナス部分がでてしまいます。正直このような気持ちで採用は決まりません。
気持ちは少なからず態度や仕草となって人にわかってしまうものです。私が面接官として経験したことですが、受付をしているところや部屋の前でも感じ取れることがあります。
受付に「受付に来て、どのような印象だったか一言で伝えて下さい。」と言うと「元気がないですね。」「服装が乱れていますね。」「面倒そうな素振りでした。」等聞くことがあります。
これは自分の気持ちが人に伝わるかのように出ていることだと思います。実際の面接でも入室してくるところから、面接の基本ができていないことが多く、面接の勉強をされていないのかな?と感じるときがあります。
これは、モチベーションを自分で上げることができなかったのだろうと思います。せっかく履歴書にポートフォリオ、職務経歴書まで立派に仕上げていても面接の対策ができていないのは、とてももったいないことなのです。
デザイン系の履歴書やポートフォリオ、職務経歴書については以下参照してみてください。
センスよく履歴書、ポートフォリオ、職務経歴書に時間をかけて制作したからにはっ!と勢い良く思うことでモチベーションをアップすることも良いでしょう。
もっとモチベーションをアップするには、転職先で自分が何を成し遂げたいか、何に取り組んで評価をいただきたいか、将来のビジョンを前向きに考えていきましょう。
ここまで色々考えてトレーニングして面接で緊張してもまったく問題ありません。
緊張しながらでも、必ず自分の言葉が出てきます!自分を信じましょう!人事担当の方も緊張しながらでも、がんばっている姿は伝わります。努力してない方よりも努力している方を見抜くのが人事担当ですから、きっとどこかで報われるはずです。
また、デザイン系ではポートフォリオは強い武器です。緊張して上手に話せなくても、ポートフォリオは自分の力量を語ってくれますので、面接でできなかった部分を十分にカバーしてくれます。
面接で100点の満点は必要ないのです。自分で面接が40点、50点、60点だとしても極度に心配する必要はありません。ただ面接のできも極力良ければより一層採用へのステップアップに近づけるのではないかと思います。
デザイン系の面接前はこれをやろう!
面接前に経験業務を思いだして文章に書きだそう!
自分の経験した仕事内容は履歴書やポートフォリオでも書いていきますが、ここで書くことは思い出していくことがポイントです。
この文章は人に見せる必要はまったくありません。自分が読んでわかれば問題ありません。
なぜ応募先に提出しない文章を考えて作るのかと言えば、面接で聞かれた時に答えられるようにするためです。仕事を通じて自分が経験で何を学んだのか、何を成し遂げたのか、どのようなプロセスでやったのか、スキルアップはできたのかを文章を考えて作ると、自分の頭の中にしっかり入ります。それによって面接で聞かれた時もすぐに答えられます。
これを行う事で面接で前職の質問により強くなることができます。デザイン系の仕事を主としてしてきている方であれば、大きな仕事を軸に10作品ほど振り返ってみるといいかと思います。デザインの仕事は気持ちが入った作品が多いですので、思い出しやすいかと思います。
ここでの小さなまとめですが以下の通り
仕事を通じて経験、何を学んだのか。
経験で何を学んだのかは、本当に自分なりの解釈で良いと思います。例えば、仕事を通じてデザイン以外にもお客様の業界を学ぶことができた、デザインに修正が多かったがどのような意図でお客様が依頼してきていたのかなどデザイン以外の部分を感じ取りましょう。
何を成し遂げたのか。
これは、仕事を通じてどのようなことが達成できたのか、例えばデザインしたお客様の仕事でどれくらい集客できたのか、どのように喜ばれたのかをを書いていきましょう。また成し遂げるために失敗したことも書いていきましょう。失敗から学べることはたくさんあります。
どのようなプロセスでやったのか
制作の仕方やお客様とのやりとり等、いろいろなプロセスを書いて見ましょう。自分に足りなかったことなど出てくるかもしれません。ここがわかれば、次の仕事にも活かせるかもしれません。
スキルアップはできたのか
新しい技術が身についた、スキルアップした、というのはデザイン系ではとても良いことですので、書き留めていきましょう。デザイン系のスキルアップは、最初のころが一番多く慣れてくると少なくなってきます。
ここでは、技術面だけではなく人として成長したことやビジネス的感覚なども取り入れていきましょう。会社に属するのであれば、人としての成長やビジネス的感覚もある人の方が選ばれやすくなります。
この4項目をできれば1500から2000文字程度で考えていきましょう。目標の文字数を設定することで簡単な表面的な思い出し方から少し深い思い出し方に変わってきます。少し掘り下げることで転職での面接対策となります。
面接では内容も聞かれることが多いですが、デザイン系であれば、今までの仕事の経験を思い出すことが比較的可能です。
10作品ほど思い起こせば、何かの共通点も見つけることができます。これはこれで面接対策にもなれば、次の仕事でも活かしていけることだと思います。
まだ社会人経験がない方でも、在籍していた部活、サークル等、自分自身が起案、提案してみんなんが良かったと思われたことや、効率化を図るためにどのようなことを行いどのような成果が出たかなど、できたことを考え文章化することも良いでしょう。
転職ではなく初めての就職活動でも考えるとできることだと思います。ぜひ4項目を文章化していきましょう。
神頼みではなく、紙頼みで!
当たり前ですが、神頼みで採用になることはまずないでしょう。(笑)
ここでの紙頼みは、しっかりと自分の書いた書類内容は覚えていますか?と言うことです。(紙頼みは、私が勝手に作った造語です。)面接の日を迎える前に自分は何を書いて企業へ提出したのかしっかりと覚えておきましょう。
書類作成に必死になって中身をあまり覚えていないなんてことは、避けたいものです。面接はまず書類に沿って質問されると考えましょう。
私が面接を担当した時にデザイン系の方ですと、ポートフォリオのみに力が入って当日他の記憶がなく質問すると「そんなこと書いてましたか?」のような感じになることもあります。これでは正直もったいないです。
書類で書き起こした内容は、原本は提出用としてそのコピーを控えておきましょう。自宅にインクジェット複合機があればコピー機能もある機種が多いです。あとは、コンビニエンスストアやスーパーなどにもありますので面倒と思わずコピーしましょう。
コピーした書類は、何度も読み返しましょう。書類提出段階で何度も見直しをされているかとは思いますが、思わぬ所で不備がでているかもしれません。面接の際に不備があったなら伝えましょう。
不備に気が付いている気が付いていないでも人事担当者の捉え方も変わります。コピーした書類は何度も読んでいるとその内容が頭の中に入ってきますので、今までの仕事の経験と一緒に頭の中に入れていきましょう。
これをすることで書類だけの経験上の話だけではなく、ポートフォリオや自分だけが分かるメモと一緒に考えることができますので、転職ではより強い面接対策になると思います。
録音して自分の声を聞いてみよう!
自分で自分の声を聞くのは、けっこう恥ずかしいかもしれません。
でも誰にも聞かれなければ問題ありません。録音する機器はPCでも携帯電話など手持ちの機器で構いません。この自分の声を聞くことは、面接にとって良い感じの話し方なのかを判断する材料になるかと思います。
同じ内容を話すでも、明るくハキハキ話す事が出来るかが大切なのです。録音した声を聞くことで改めて普段の自分の話口調や明るさ等を見直す。できていないと思う箇所があれば直していきましょう。
実は話して録音することは仕事上でもあることなのです。例えば会議の議事録を作るには録音をしたり、インタビューの時にも録音したり、普段使用しているスマートフォンでも音声検索等していませんか?ビジネスでは普通に録音したりしていますので、恥ずかしがらずに録音してみましょう。
ただ、一人で録音しているつもりで他人に聞かれていたら恥ずかしいかもしませんね。
自分の部屋や一人になれる場所がなかなか無い場合は、こんな場所を利用してみるのもいいかもしれません。
それは「カラオケBOX」です。
一人カラオケなんて流行った時代もあります。今は昼間に子供連れの主婦たちがカラオケBOXで昼食しながら子供同士で遊ばせたり、執筆を主にするライターさんもカラオケBOXで記事考えたりしていることもあります。
歌を歌う場所だけではなく、場所を提供してくれると考えれば利用価値もあるかと思います。カラオケが好きであれば一曲歌ってモチベーションアップして、その気持ちで録音してみるのもいいかもしれません。
その時の録音が良ければ、その時の気持ちを面接時に思い出すといいでしょう。
転職での面接対策の基本も忘れずに!
面接が翌日に控えている場合は、緊張するかもしれませんが早めに目を閉じて寝ることにしましょう。睡眠をしっかりととって清々しい気持ちになることが大切です。
面接を受ける当日は社会人1年目の時の気持ちを思い出しましょう。希望に充ちた自分がその時いたはずです。これから社会人の方も将来のビジョンなどをもう一度思い出しましょう。きっと前向きな気持ちになれるはずです。
履歴書やポートフォリオ、職務経歴書の準備まで頑張った自分ですから最後の面接では基本に戻り以下の動作をしっかりと守りましょう。
- 身だしなみはしっかりしましょう。
- 洗面台や自分の鏡で自分が笑顔で話している顔をみましょう。
- 面接時間の10分〜15分前には会社で受付を済ませましょう。受付時には何時何分より面接をしていただくことになりました。◯◯◯◯(フルネーム)です。よろしくお願い致しますと伝えましょう。
- 面接する部屋に呼ばれたら、案内してくれる方に「ありがとうございます」を伝えよう。
- 部屋に入るときはドアをノックし「どうぞ」と言われたら部屋に入りましょう。
- 部屋に入ったら自分が思っているよりも声のボリュームを少し大きく「失礼します、この度面接をさせていただくことになりました、◯◯◯◯(フルネーム)です。よろしくお願い致します。」と元気よく言いましょう。
- 用意されたイスの横で止まり、一礼をしましょう。
- 面接官が「どうぞお座り下さい。」と言われたら「失礼します。」と言って座りましょう。この時に荷物がある場合は、イスの横もしくはイスの下に置くようにしましょう。冬場等のコート類は2つ織りにして荷物の上に置くようにしましょう。面接官がハンガー等を渡してくれる場合は、「ありがとうございます。」と感謝の言葉を忘れないようにしましょう。
- 面接が終わりましたら、席を立つ前に「お忙しい中、面接ありがとうございました。」と伝えましょう。
- 席を立ちましたら、「失礼します。」と言いましょう。
- ドアを明けるときは静かに開き、面接官におしりを見せないようにし「失礼しました。」と伝えお辞儀をして静かにドアをしめましょう。
- 受付をしていただいた人や部門の方に「面接が終わりました、◯◯◯◯です。本日は貴重なお時間ありがとうございました。」と伝えお辞儀をしてお礼を伝えましょう。
基本動作は自分の部屋でも確認することができますので、何度か練習をしてみましょう。実際に体を動かすことで覚えることができます。基本動作は職種は関係ありませんのでしっかりとやっていきましょう。
デザイン系での特別なことはありませんが、ひとつ加えるとすれば、面接が終わり最後の言葉で「お忙しい中、面接ありがとうございました。」で締めるのですが、少し変化を入れると良いでしょう。
「お忙しい中、履歴書、ポートフォリオ、職務経歴書に目通して頂きありがとうございます。本日は貴重な面接の機会ありがとうございました。」と言い換えるとより丁寧になります。
デザイン系の書類は少し多めになりますので、書類選考でしっかりみていただいた感謝の気持ちを伝えてみましょう。人事担当の方も「おっ!丁寧な方だな!」と思ってくれると思います。
デザイン系転職での面接対策とモチベーションアップ術のまとめ
- 緊張をほぐすには、普段から人前で話すトレーニングをする。
- 自分でアンテナを張って情報収集を意識的に行う。
- 面接前には自分のデザインの経験とは別に、仕事を通してどのようなビジネス的な経験をできたか思い出す。
- 面接での基本動作を忘れず、最後に感謝の気持ちを伝える。
面接の対策は具体的に行うのが一番です。特に緊張については緊張の度合いはひとそれぞれですが、日々のトレーニングで少しずつ改善ができるものです。
急に緊張しなくなるなんてことはまずありませんので、普段からの行動に取り入れて慣らしていきましょう。転職を考えるのであれば今すぐ応募先への書類提出は控えて、今の自分を変える努力が必要です。
それには、朝起きる時間なども変えてみましょう。いつもぎりぎりの時間でしか行動していない自分がいるのであれば、30分早く起きて朝のニュースはしっかり見ることや交通機関で移動される方は、その移動時間でなんとなくニュースを見てるのであれば、少し意識を変えてビジネス的にニュースを見ることをお勧めします。
少しの努力を毎日することで、時事問題にも強くもなれますし、今している仕事でも捉え方や考え方を広い視野で見ることもできるようになります。
デザインの知識はいつものスタンスで、ステップアップしていくと良いと思います。デザイン系でもビジネス的に話ができる、見ることができる人材は実は少ないのが現状です。
会社に属して働くからにはビジネス的要素も自分には必要です。利益を上げて会社運営を行うのが会社ですから、自分から提案・企画ができるようになることも会社としては喜ばれることなのです。
転職の面接対策として考えるだけではなく、自分の将来、会社のビジョンを考えるのが面接なのかもしれません。良い緊張感をもって、いざ面接!に向かいましょう。